気づかず不快にさせている?!オンラインゲームのマナーまとめ

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老若男女誰でもオンライン対戦を気軽にすることができ、コロナ禍では非接触で楽しめるツールとして一気に普及しましたよね。その普及にあわせて増加したのがプレイヤー間のマナー違反です。筆者の会社の同僚もトキシック FPSで非常に不快な思いをしたことがあると話をしていました。

そこで今回はトキシック 意味もあわせてまとめ、オンラインゲームのマナーについて徹底調査していきます。

トキシック

トキシックとは元々「Toxic:有毒」という意味を持つ英単語です。これがFPS界隈では「チームに対してVCで暴言を吐く人」や「チャットで暴言を書く人」、更に「配信やTwitterで暴言を吐く人」もToxic扱いをされます。つまり「周りを不快にする発言をする人=誹謗厨」の事を指します。

トキシックのデメリット

トキシックは味方の士気を下げる要因になります。

例えばマイナス発言によって気分がダウンし、思い通りに動けなくなることがあります。FPSをプレイしたことのある方なら「味方の暴言によって立ち回りがわからなくなり、中途半端な動きをしてキルされてしまう」という経験がある、という方も少なくないでしょう。

トキシックは主に若年層が多い?

様々なネットの声などを見ているとどうやらトキシック FPSのメイン層は小中学生のいわゆる若年層のようです。彼らは2人1組でプレイをしており、そこに1人チームに加わると「使えねーな」などの暴言を吐き散らかすようです。

この年代の子たちはリアルの世界でも真っ当なコミュニケーションを取るのが難しい世代でもあり、それが匿名性の高い、顔も見えず情も湧かないようなオンラインゲームでは余計に増長してしまう傾向もあるようです。Nintendo Switchなどでオンラインゲームのハードルが下がった分こういったマナー違反をするプレイヤーが増えているようです。

スマーフ

スマーフとはsmurf身分を隠したり偽ったりして参加するというスラングからきています。行為自体は「スマーフィング」、スマーフする人たちを「スマーファー」とも呼ばれます。

簡単に言うと「初心者狩り」と呼ばれる行為のことで、実力のあるプレイヤーが、実力を偽って初心者の人たちと意図的に対戦することを指します。このスマーフをする人の心理として考えられるのは

  • 上のランクでは勝てないので、下のランクで戦うことで勝利したい
  • 低ランクの友人のランク上げを手伝いたい
  • 単純に弱いものいじめをして憂さ晴らしをしたい

という屈折した承認欲求から来ているようです。そもそも、基本的に対人戦のあるFPSなどのタイトルには、自分の実力を数値化する「ランクマッチ」というものが存在します。実力が数値化されることでモチベーションや自信につながることで繰り返しスマーフをする人もいるようです。

横殴り・ルート

MMOで問題になりがちなのが横殴りです。現在戦っている敵に、他のプレイヤーが許可なく攻撃を行う行為のことを指します。モンスターに所有権というのは存在しませんが、他者が攻撃中のモンスターには手を出さないのがオンラインゲームの一般的なマナーです。

始めて間もない時は横殴りの気持ちなど微塵もなく援護するつもりで攻撃しがちですが、通常出てくるモンスターを狩るのに援護は必要ないことが多いので、現在戦っているプレイヤーが逃げ出したりやられてしまった場合やヘルプを求めた場合は一緒にモンスターを片付けるようにします。

また、ルートと呼ばれるドロップ品の持ち去りはマナー違反で嫌われる行為になるので、勝手に持ち去らないようにしましょう。

最後に

今回はトキシックなどオンラインゲームでマナー違反とされている項目についてまとめてきました。トキシック、スマーフは意図的に行っていることが多いようですが、横殴りは初心者ならではのマナー違反となります。トラブルに巻き込まれないようにするためにも、他の人のプレイを邪魔しないようにする意識を持つことが肝心です。そしてプレイする全員が気持ちよく楽しめるように全員が配慮したいものですね。

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